Longan NanoでLongan Nanoをデバッグ(RV-LINK)
少し遅いですが秋月で830円(税込)で販売しているRISC-Vマイコン(GD32VF103CBT6)の開発ボードLongan Nanoを買いました。フルカラーIPS液晶に加えてTFカードスロットも付いて、この値段は嬉しいです。
このボードですが、NXPのLPC-Link2みたいな感じで、RV-LINKと呼ばれるデバッガにすることが出来るようです。サポートターゲットはGD32VF103に限られますが、一つ830円と安価なため、今回はこの方法で書き込み&デバッグを行うことにしました。
〇 Longan NanoのRV-LINK化とVSCode+PlatformIOによるデバッグ方法:
Using RV-LINK · Longan DOC
上記サイトに具体的な方法が記載されていますので、問題がなければ比較的スムーズにデバッグまでたどり着けるのではないかと思います。 ただ、私の環境では、gdbでRV-LINKに接続する箇所で、下記のようなエラーが発生してしまいました(OSはWindows10 Homeを使用)。
.pioinit:14: Error in sourced command file: COM3: No such file or directory.
このエラーについては、VSCode自体を管理者として実行することによって回避することが出来ました。 どうやらgdbを管理者として実行しないと、RV-LINKに対するCOMポート番号を認識してくれない 状態に陥っていたみたいです (この後、なぜか管理者として実行しなくてもデバッグできるようになりました。結果的には良かったのですが、、)。
〇デバッグ画面
〇サンプルBad Apple!!実行中。サンプルの場所はここです。
RISC-VもPlatformIOも初めてなので、色々楽しいです。